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第1回天津・大連広島県人会の報告レポート
登録:16/12/24(土)
更新:16/12/24(土)
第1回天津・大連広島県人会の報告レポート
初めての試みとなります、他地域への出張合同広島県人会を開催いたしました。
天津広島県人会事務局の笹野口様は、天津の他にも大連にも会社があり、これまでも度々懇親会に参加していただいておりました。
予てより互に交流会を持ちたいという話は上がっていたのですが、この度ついに実現いたしました。
・期日:2016年12月17日(土)
・第一部(天津観光):14:00~(参加者:3名、天津1名/大連2名)
・第二部(懇親会):18:00~(参加者:8名、天津6名/大連2名)
・場所:(和平区)広島お好み焼き 鉄板居酒屋 焼極的
(レポート投稿:王/明田)
記事
大連からは、飛行機で天津へ向かいました。
向かったのは、大連広島県人会発起人の一人でもある河地さんと、事務局の明田の2名。 予定通り順調についたため、開始まであき時間を利用し天津観光を実施いたしました。
天津をご案内いただいたのは、天津と大連、を知り尽くした男、広島が誇るグローバル設備会社、株式会社ビーテック 社の笹野口さん。
笹野口さん、ご多忙中のところ本当にありがとうございました。
街を散策しながら、ラストエンペラー愛新覚羅溥儀が暮らしていた旧居、「静園」の見学に行ってまいりました。西洋風の建物でとてもオシャレでした。かなりメンテナンスしてあるのだと思うのですが、非常に美しかったです。
中へ入ってみると、2階へと続く階段はわりと広いなと感じたのですが、それ以外の天井の高さや、廊下の幅、家具などは豪邸を意識した感じではなく、わりと小さなサイズ感で作られているように感じました。また色合い等も、よくある紅を基調とした中国の雰囲気ではありませんでした。むしろシックでどこか日本に近い雰囲気だったため、全体的に懐かしい思いがしました。また、貴重な書類が多数展示されていましたが、達筆な中国の書というより非常に丁寧で整然に書かれた筆跡が多いように感じました。
その他、入場門を入るとすぐ右手に「愛新覚羅溥儀展覧館」がありました。これは開館により建てられたそうですが、展示物の多くは日本との関わりがあるものでした。見学した3名は、改めて歴史を振り返りながら、先人たちの足跡をしっかりと噛み締めました。
園内には多くの見学者(中国人)がおりましたが、年齢層は子供から若者大人まで様々。彼らもまた、他の観光地で感じる雰囲気と違って、静かに歴史を勉強している感じがしました。
天津といえば「狗不理(ゴブリ)」。天津の三大名物と言われている「狗不理(ゴブリ)」「十八街大麻花」「耳朵眼炸糕」を喰いつくせ!ということで、まず狗不理(ゴブリ)にやってきました。
「狗不理(ゴブリ)」は、「犬に食べさせたら、うますぎて、何言っても返事しない!それくらいうまい肉まんってことよ!」と以前中国人に教えられましたが、確かにうまかった!まあ、つまりは「小ぶりな肉まん」なんですが美味しかったです。ちなみに、狗不理(ゴブリ)は大連にもありますが、天津のほうが断然美味しい気がしました。
「大麻花」は、「かりんとうのでっかいお菓子みたいな感じ」というイメージがしました。名前の由来は(私見ですが)神社のしめ縄の様に「麻で作ったねじり縄」に見えるので、そこからから来てるのかな。と感じました。(あくまでも私がそう感じただけで調べていませんので間違っていたらすみません)
「耳朵眼炸糕」は、見た目は「耳たぶみたい」で、半分にわると中身が「目のように見える」、揚げ饅頭と言う意味なのかな(こちらも私見ですが)と感じました。
どちらにしても「狗不理(ゴブリ)」の肉まんを食べ過ぎて、「麻花」「耳朵眼炸糕」は食べれませんでしたので、次回にチャレンジしたいと思います。
天津といえば「天津甘栗」と「天津飯」と思っていたのですが、実は日本由来だそうで、元々天津にはないそうです。ただし「天津甘栗」は現在逆輸入されており、非常に人気だとのことで、その人気店に行ってみました。
特に「小宝栗子」というお店が一番人気とのこと。行ってみると、なんと途切れなく行列が!しかも、この「小宝栗子」店は、チェーン展開しているようですが、目に付いたどの店でも、列が出来ているという人気ぶりでした。食べてみましたが非常に美味しい!さすが本場!と思ってしまいました。
※天津では栗は取れないそうで、別な地域から持ってきているそうです。日本へは、かつて天津の港から輸入されていたので、ちなんで「天津甘栗」になったのではないかとのことです。
広島といえばやっぱりお好み焼きじゃね!2012年4月に広島の名店で修業を積んだ店主の中島智さん(現在はすでに広島に帰国されています)が、一肌脱ぐならぬ、コテを振るったのが今回会場の「焼極的」。自然発生的に集まった広島県人達が、ここ「焼極的」から「天津広島県人会」が始まったのだとか。
由緒ある開場で、第1回天津・大連広島県人会が開催できたのも非常に感慨深いものがありました。
なお現在「焼極的」の初代オーナー兼店主は、既に広島に戻られているそうですが、2代目店主がこれまた、カープの菊池選手に似たイケメンさん。これからもぜひ、お好み焼きともども天津を広島を、盛り上げて行ってください!
当日は地元の話はもちろん、互の地域の情報交換など、いつも聞けないお話ばかりであっという間の時間でした。必ず再度伺いたいと思います。
皆さん、年の瀬のお忙しい時期にお集まりいただき本当にありがとうございました!
取材アルバム
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河地さんより、会に先立ちご挨拶
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乾杯は、天津県人会の森田会長より!
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乾杯~!!
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いきなりお好み焼き!
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色々美味しかったです
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牛タンとかも
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さて、ここで、天津よりプレゼントがございます♪
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うれしい (* >ω<)
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私も嬉しいですヽ(´▽`)/
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おお~なんじゃこりゃー
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こういうものです、「天津三大名物」と書いてあります。
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[右]狗不理 [中央]十八街大麻花 [左]耳朵眼炸糕
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こりゃこりゃ、そりゃくうもんじゃな~てよ
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実は、大連からもプレゼントがあります~
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まず、天津観光ルートを企画してくださった、河原さんへ
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ってこれなんですかって?
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大連県人会事務局の看板娘「朱」さんの実家で採れた天然100%の蜂蜜です!
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まだまだあるよ!
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前回の大連広島県人会のおり、高尾さんからいただいた・・・
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「真赤激!」
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丁度、4枚余っていました。カープファンの4名に行き渡り会場は最高潮です!!
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で、締めにもういっちょお好み焼き!というか、チーズがブチ多いいじゃないか!
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最後はみんなで集合写真!
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その他1 泊まったホテル。「第一飯店」歴史あるホテルです。
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その他2-1 愛新覚羅溥儀の旧家「静園」で撮った写真の紹介。天井も美しいです。
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その他2-2 美しい調度品
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その他2-3 客間でしょうか少し椅子の幅が広い
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その他2-4 ヨーロピアンとアジアの融合です
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その他2-5 凝ったデザインで、天井まで美しい
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その他2-6 廊下の幅は割と狭く整然としていました
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その他2-7 奥さんの寝室でしょうか
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その他2-8 溥儀の寝室
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その他2-9 エンペラー、皇帝の系譜
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その他2-10 テラス。この日からPM2.5がひどく飛行機がかなり遅れた。翌日は欠航もあったようです。無事に行き来できて良かったです。
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またお会いしましょう~、再見!